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節目を迎えたのは２０歳の若者だけではありません。燕市では満８０歳を祝う熟年成人式が行われました。 燕市で９日に行われたのは還暦から２０年の節目を祝おうと地元の老人クラブが主催している熟年成人式です。 高度経済成長期に２０歳を迎えた２６人が出席。激動の時代を生き抜き８０歳を迎えられたことへの喜びの声が聞かれました。 【参加者】 「８０まで生きると思わなかった嬉しゅうございます」 「体が丈夫でみなさんと一緒にお会いできてうれしいよかったです」 淡い青色の着物を身にまとった横山ツヤ子さんも特別な思いで出席しました。 【横山ツヤ子さん】 「うれしいです。ほんと着物着たかったので」 ２０歳の成人式では着られなかったという着物姿で出席。時代の変化に思いを馳せました。 【横山ツヤ子さん】 「いいですね。着物着られる時代ってうらやましいね。わたしももういっぺんあんな着物着たかった」 笑顔で昔話に花を咲かせる出席者たちに今年、節目を迎えた若者に伝えたいことを尋ねてみると… 【参加者】 「まわりに気を遣うということが一番大事じゃなかろうかと思う」 「人から何かしてもらったら『ありがとう』と言うことは良いことなんだよとそれだけ」 「お世話になったらお礼をする悪いことをしたらお詫びするその辺のメリハリをしっかりつけていただきたいと思う」 感謝の気持ちを忘れずに…還暦から２０年を迎えた先輩から若者へのメッセージです。