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Tバック, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=147546 / CC BY SA 3.0 #水着 #下着 Tバック Tバック(ティーバック、)は、臀部を露出した水着及び下着(下穿き)の一種で、和製英語である。海外ではソング()、タンガ()、Gストリング()等に詳細に分類されているが、日本ではこれらの下着の総称として用いられる事が多い。 バックスタイルがT字型でカットされたデザインになっており、外形がアルファベットのTの字に見える事から、その様に名付けられた。フロントは普通のハイレグビキニの形になっているが、バックはゴム紐か細い布になっており、布が尻間に食い込むため、独特の穿き心地や様々な利点を持つ上、最小限の布で最大のフィット感を得られる下着の一つである。 本意としては競泳水着の背中部分がT字になっている物を言うが、本項では下着や水着のボトム形状を指し示す。 Tバックには大きく分けて2種類あり、バックがゴム紐のものと布のものである。ゴム紐のものを特にGストリングと呼ぶ場合もある。 英語に於けるTバック或いはストリングバック()は、フロントが普通のビキニであるのは日本と同じだが、バックに当て布がなく、結び紐でT字を描くものに限られる。総称としては、欧米ではソング()やタンガ()が一般的であり、TバックやGストリング又はトライアングルバック(,triangle back)・Vストリング又はVバック(、バック中央に紐で小さな逆三角を描くもの)・チーキー(、バックの下半分だけが露出したもの)・Cストリング又はCバック( 、紐が一切ないもの)などはその下位区分となるが、Gストリングはしばしばソングと混用される。 元々、ブラジルの先住民がアマゾン川で漁をする際にカンディルと呼ばれるナマズの一種が尿道や膣、肛門から侵入することを防止するために穿いていたふんどしのようなものがその源流とされている。このため、ブラジル人にとってTバックは民族衣装としての側面を持っており、有名なリオのカーニバルをはじめ、サンバのダンサーはTバック衣装を着用することが多い。 20世紀前半からストリップやダンサーなどは身に付けていたが、一般には1970年代、南アメリカ、特にブラジルで水着から流行が始まったものである。欧米では1990年代から安定した人気を得ており、特に北欧や東欧諸国では大衆に受けいれられ、今日では一般化している。日本でも週刊現代でTバックを初めて紹介し、その後も度々紹介した事があり、最近では「日本Tバック史」まで企画している。 Tバックはバックの生地の面積が小さいため、お尻の二つの山の間を布が通り、お尻の丸みがきれいに出る効果、そしてスカートやズボンなどを穿く時にショーツラインやブリーフラインがアウターに響かない、という2つの実用的な機能を持っている。浴衣や着物などの和服を着用する際も、ラインを見せない様にするために着用する場合が多い。 この様に、実用性に富む下着である一方で、臀部が露出されるためセックスアピールに富むファッションでもあり、近年では若い女性やAV女優を中心に着用者が増えている。 さらには、ローライズパンツを穿いた時にあえてウエスト部分から下着(Tバック)をはみ出させて見せパンとしてファッションの一部にしたり、露出度が高いためセクシーランジェリーとして愛用している人もいる。 女性用では、エアロビクスのアンダーショーツや水着のアンダーショーツとしてもTバックが用いられている。これは、水着やレオタードに下着の輪郭が浮き上がる事を防ぐためである。 。また、筋肉を全く圧迫しない事による抜群の動きやすさや、局部を安定させる目的のスポーツ用下着として、その優れた機能性と着用感がスポーツ競技者を中心に注目されている。 また昔から、男性バレエダンサーや男子フィギュアスケート選手などは、ヒップラインを綺麗に出し、脚を長く見せるために、ダンスベルトというTバックショーツを着用している。スポーツ用サポーターとしても開発されたが、ジョックストラップの後ろをTバックにしたものが有り、。水泳用サポーターとしても、Tバック愛用者が増えてきており、このように男性用Tバックは決して珍しいものではなく、実用下着として立派に普及しつつある。 バブル期末の1980年代末に、Tバック水着が男女共流行した。元々日本では男性が六尺褌を着用し、臀部を露出して泳ぐ事は一般的であったため(六尺褌#水着としての六尺褌を参照)、当初は公営プール等でも着用が認められていた。しかし1992年、臀部が露わな男性が多い事への苦情があったため、神宮プール(当時)などの都心のプールではTバック水着や褌を着用する事が...
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