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「日常革命」MV500万再生突破記念企画から誕生した映像が遂に公開! ▼ ST/DL ▼ https://orcd.co/wonderlandniaijouwo ▼「日常革命」MUSIC VIDEO ▼ https://youtu.be/Z-1qpeyaNb0 「日常革命」を聴いて共感するコメントが各SNSに多数寄せられていたことから、 Music Video 500万回再生突破を記念して企画された、恋愛エピソード募集の企画。 おかげさまで1000通以上の応募が寄せられました。 その中からメンバーが厳選したエピソードを映像化したのが、このOriginal Episode Videoになります。 ▼「日常革命」MV500万回再生企画 特設サイト▼ https://neguse.jp/nichijoukakumei ▼Original Episode Video▼ 【STAFF】 director : ひらさか https://instagram.com/hirayakomeya 【CAST】 水野舞菜 https://instagram.com/mana_chos 羽谷勝太 https://instagram.com/syotadayo_n 【STORY】 Y / 男性 これは、僕が彼女と他人になる過程のお話。 1番初めは、まだ君が僕の親友の女友達だった頃。 Instagramのストーリーで君が「今から花火できる人」そう上げていた。 僕と親友は君のいる公園に向かった。 ほとんど初対面の僕たち。僕は空いている距離感を縮めようと必死だった。何を喋るにも気を遣った。 後から聞くと、君はその花火で僕を気に入ったらしい。 幸運なことに、のちに何よりも大事と思える君に僕は好かれたんだ。思い返すと、そこで人生の運を全て使い切ってしまったのかも。 2人は自然に惹かれ合い、恋人となる。 君の何に惹かれたのか?そう聞かれても、僕は答えられない。2人で過ごした2年半の中でたくさんの君の良いところ、愛しいと思えるところに遭遇した、ここに惹かれたなんて一言じゃ片付けられない。片付けたくもない。 恋人の僕らは恐ろしいくらいに順調だった。 一緒にいろんなところに行き、いろんなものを見た。 いつしか君がいる日常が当たり前になっていた。 あぁ、これが愛なんだ。あぁ、これが人を好きになるっていう感情なんだ。喜怒哀楽しか感情の名前を知らなかった僕に君は、愛をくれた。 そんな君が、「好きか分からない」そう告げた。 半年が経った頃だったかな。そう話しながら泣く君に僕はなんと声をかけたのだろう。 あの時にかけた声が正解だったのか不正解だったのかなんて、今更考えてもしょうがないのだろうけど、僕は振り返って後悔することしかできない。 しかし、それでも君は僕と一緒にいてくれた。 「やっぱり好き、ごめんね」 そう言われ、心底安心し、抱きしめた。 きっとこれで僕らはもう大丈夫。そう思い込んでいた。 また半年が経ち、僕らは高校を卒業した。 僕は大学、君は専門学校に進学。 高校という狭い世界の中にいた僕は、大学に入り、色々なことを経験する。 ありきたりな、大学生になっていった。 君はそれでも僕の隣で笑っていた。 その笑顔の奥の気持ちに僕は気づけなかった。 あぐらをかいていたんだ。 「きっと僕らは大丈夫、僕は君を好きだし、君もきっと僕を好き。」 そう思っていた。 ある日、君が僕にこう言った。 「ねえ、煙草もお酒もほどほどにしないと、体に悪いよ。」 「うるさいなあ、わかってるよ。」 「うるさいってなに、私はYくんと少しでも長く一緒に生きたい。」 「分かったってば。」 そう適当に返事をし、また煙草に火をつけた。 煙草が燃え尽きていく様に、君の僕への思いもすり減っていったのだと思う。その原因は間違いなく僕にあった。 別れはいつだって突然だ。 突然じゃない別れがあるのなら、それはとても幸せなことだ。 「Yくん、もうお終いにしよう。付き合いたてのYくん、今より優しかったよ。」 「え、待って、別れたくないよ。」 「わたし何回も言ったよ、ほどほどにねって。」 「ごめん、これから気をつける。」 「もう遅いよ。」 彼女の決意は、固かった。 彼女に教えてもらったはずの愛情を、僕は忘れていた。 うるさいなあ、と適当に返事をしていた彼女の気持ちは、紛れもなく、愛だったんだ。 後にも先にも、彼女より僕を愛してくれる人なんてきっといない。 それからの日常は、革命が起きた様に、つまらなかった。 君主義の世界が、破綻した。 家の外に出れば、君と手を取り合い歩いた並木道。 携帯を見れば、君との写真。 繁華街に行くと、いつの日か君と呑んだ居酒屋。 僕はまだ、君に縋っている。 別れたくない。愛してる、愛してほしい。 そして数ヶ月が経った。夏だった。Instagramのストーリーを見ていると、君のストーリーが更新されていた。 君は新しい彼と、花火をしていた。 -------------------------------------------- ●ねぐせ。オフィシャル ▶︎WEB https://neguse.jp/ ▶︎Twitter https://twitter.com/neguseofficial_ ▶︎Instagram https://www.instagram.com/neguse__official ▶︎TikTok https://www.tiktok.com/@neguse__official #ねぐせ。#日常革命
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