https://www.yomiuri.co.jp/national/20200212-OYT1T50367/
詐欺容疑などで指名手配され、海外に逃亡した中国人の男が今月、関西空港から入国し、大阪府警が逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
男は「中国では新型コロナウイルスの拡大でマスクが手に入らないので、知人のために日本で買おうと思った」と供述しているという。
捜査関係者によると、男(22)は、昨年2月、大阪市港区の80歳代女性からキャッシュカードをだまし取り、現金自動預け払い機(ATM)で約140万円を引き出したとして、詐欺容疑などで指名手配された。
男は国外に逃げていたが、今月2日、関西空港から入国し、逮捕された。空のスーツケースを持っており、マスクを大量購入しようとした可能性もある。